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「人間嫌いの理由~自称・コミュ障とぼっちが自分を理解するためのリスト50」
をお読みいただいた読者様のレビューをご覧ください。
以下のレビューは、Amazon.co.jpカスタマーレビューより転載させていただいております。
●2013/10/17 M様 トップ500レビュアー
ぼっちであるという著者による、ぼっちのための本。
コミュ症を自認するものとしては、目次を読むだけでもう辛いです。心を抉られます。
著者の経験に裏打ちされた描写で、ぼっち経験のある読者の過去のトラウマを掘り起こしてくれます。
著者は「心理学的根拠のある話を読みたい方」にはこの本は合わないかも、と書かれていますが、恐らく著者がコミュ症・ぼっちをなんとかしようと学んだのでしょう。心理学的にも正しい対処法・考え方がそこかしこに見られます。
読みやすい文章で、休み休みでも先へ読み進めてしまいます。
こういうことを考えるのは自分だけではないという安堵感と、なんでこんなトラウマ掘り起こす文章をわざわざ読んでるんだろう…という気持ちにさせてくれる本。問題点の整理や解決法に多く言及する3章以降にたどり着くのが大変。
目次を見て、辛い感情が出てくる人は1~2章を飛ばしたほうがいいかもしれません。
●2013/10/28 温泉マスター様
普通の人が読んでも、人間関係で「あっ」と思える場面を思い出させてくれる本です。読んで行くと1カ所は共感出来る部分がある本ではないでしょうか。
●2013/11/10 根無し草様
この本を読み進めるとあらためて、著者が経験したコミュ障害ならではの苦い経験が自分にも多く思い当たり、少し落ち込みました。
例えば学校で仲間に入れずに、みじめな思いをしたとかいじめを受けたなど。また社会に出てから30年近くになりますが、友達と呼べる人は一人もできませんでした。
若い時は友達がいないことを悩みましたが、流石に50歳を過ぎると自分の生活の心配で、それどころではなくなりましが。
著者はコミュ障害を自認しながらも、それを克服しようと多くに努力のされているようです。しかしその多くが裏目に出て結局一人ぼっちになってしまったと言われています。
それでもコミュ障害ならではの生きる道を少しずつ切り開いておられるように思われます。
ただ著者は女性の方のようなので、集団の中での一人ぼっちはより辛いのかもしれません。女性は年齢に関係なくグループを作って行動するし、女性が一人でいるのは目立つからです。
50過ぎたおっさんが一人でいても誰も注目しませんが、女性は他人に見られているという意識がより強く、なかなか開き直りができないと思います。
女性の視点で書かれたコミュ障害ぼっちですが男性が読んでも面白く、少なくとも自分はコミュ障害ぼっちだと自覚できるのではないでしょうか。
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